- ブランド名を決める最初のプロセスは思い浮かんだイメージを書き出すこと
- 考えすぎず“ひらめき”も大切する
- 自由なイメージから絞り込んで発展させブランド名を完成させる
- ブランドの伝えたい想いを文章にしたメッセージを作成する
2020年6月5日 Creative agency FABE union はEC・アパレル新ブランドを立ち上げました。自分自身のブランドを創ることが目標の女子も多いでしょう。そんな女子のために新ブランド「f3Be(エフスリービー)」を例にブランドイメージを固めるプロセスをお話します。といっても、そんなに難しい段階を踏んだわけではありません。ポイントは「伝えたい想い」からイメージを固めていくことです。
そんなに難しい?浮かんだイメージを書き出す!
本格的にEC・アパレルブランドを立ち上げることになって最初にした作業はイメージの洗い出し。
ブランドビジネスの実務本などでは難しく解説されていますが、まずは浮かんだイメージを書き出してみましょう。
☆ブランドイメージを書き出す
- どんなブランドにしたいか想いのままに書き出す
- 誰に着て欲しいかをできるだけ細かく具体的にする
- デザインのポイントはどうするか?ショップに並んだときに買いたくさせるポイントをイメージする
イメージを絞り込みながら発展させる!
このプロセスのポイントは、イメージを書き出したあとに少し時間を空けて頭の中をクリアにすること。ひらめきを大事にしてください。
☆ブランドイメージを絞り込み発展させる
- 優先させたいイメージ
- 関連するイメージ
- もう一歩踏み込む
※ひらめきを大事に絞って発展させる!
こんな感じで固めてみました!
■書き出してみたイメージ


最後の詰めはプロの技で!
最後の詰めはプロの技がさえるときですね。普通に考えると、「freely! flapping! fascinate!」の3つのワードを並べるか一つを選ぼうとします。ありきたりですが「Be」だけを使うことも考えられます。
でも、コピーライターは単純には終わらせません。全ての要素を盛り込んで、いいね! と思わせるネーミングをするんです。結果として「f3Be」が生まれました。
そして、デザイナーは見る人に伝えたいメッセージが届くように、必要なワードとイメージさせる要素、そして全体のテイストを表現してブランドロゴマークをつくります。

「f3」の意味が判るように「freely! flapping! fascinate!」を盛り込みました。そして3つのfがきらめくように☆を要素に加え、ブランドの書体はラフなテイストを選んでいます。
一番大切な“Message”
EC・アパレル新ブランド「f3Be」のブランドイメージを固めたプロセスを簡単にお話ししました。
皆さんに、このプロセスだけはやっておいて欲しいのが“Message”を書くことです。自分が何故ブランドを立ち上げたのか、そこにはどんな想いが込められているのか、何がしたいのかを文章にします。
自分自身の宣言でもあるので、これからブランドと関わっていく人たちへ伝えたいことをまとめてください。
何年か経ったとき、くじけそうになったとき、などなど、読み返せるように、自分宛ての手紙を書くつもりで“Message”を送ってください。
Creative agency FABE union が「f3Be」に込めた想いは、本当の自由を手にした人がもつ“煌めき”を表現することです。
全てはこれから!
本当に簡単な説明ですが、Creative agency FABE union が立ち上げたEC・アパレル新ブランド「f3Be」のブランドイメージを固めるプロセスをご紹介しました。
ブランドを立ち上げるのは難しいことではありません。ブランド名の決定は最初の一歩。全てはこれからです。
2020年6月8日
文:FABE union TR制作編集局